内容はピントがぼけたままに書かれている。そして予想の範囲を拡げているので、若干ズルイ気もするけど、主張したい方向性は見えてくる。巻頭の「日本語版に寄せて」も部分的には当たっているし。
「環境保護運動が原理主義的宗教に近い」は、ニュースで報道されるような事件がオレの中でストンと収まった。
生産消費者の概念は、勉強になった。従来は企業が負担していたコストを、顧客に負担させている。「道とん堀」がこんな本で登場するとは思いもしなかった。そういう意味では、You Tubeやニコニコ動画もコンテンツを作成するコストを、顧客に負担させているよな。インフラとコンテンツのコストは、規模が大きくなるほどコンテンツ(知識)の負担が大きくなるはずだ。
- 作者: A.トフラー,H.トフラー,山岡洋一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/06/08
- メディア: 単行本
- 購入: 17人 クリック: 283回
- この商品を含むブログ (145件) を見る