Endeavor Na01 miniにFreeBSDをインストール

FreeBSD 8.0へ移行する前のサーバ予備として、FreeBSD 7.2をNa01 miniに設定した。予備サーバなので、squidとNicoCache_nlが動けば取りあえず良しとする。

外付けUSBドライブからインストール

手元にはFreeBSD 7.1しかインストールDVDが無かった。どうせbuildworldで再構築するのでこのままインストールした。昔と違って、外付けUSBドライブから問題なくbootしてくれる。楽ちんだなぁ。

Linuxインストールなどの経験があれば、問題となるのはパーティション作成ぐらいだと思うので15.3. ディスクの追加にある

FreeBSD は PC BIOS パーティションのどれか一つの中に入れることになります。

に注意すればよい。ちなみに、遊びでインストールしていたWindows7 RCの削除に失敗して、Windowsから再インストールするハメになったのは、余計な作業だった。

FreeBSD 7.2/i386

/etc/make.confは

SUP_UPDATE?= yes
SUP= /usr/bin/csup
SUPFLAGS?= -g -L 2
SUPHOST?= cvsup.jp.FreeBSD.org
SUPFILE?= /usr/share/examples/cvsup/standard-supfile
CPUTYPE=core2

とした。ATOMでcore2として良いのか良くわからなかった。i386だから大丈夫じゃないかな。あと、standard-supfileは

 *default release=cvs tag=RELENG_7_2

の箇所だけ変更した。で、SoftWare Designの記事のまま

# cd /usr/src
# make update
# make -j3 buildworld
# make buildkernel KERNCONF=MYKERNEL
# make installkernel KERNCONF=MYKERNEL
# reboot

シングルユーザモードで起動して

# mount -a
# mergemaster -p
# cd /usr/src/
# make installworld
# make delete-old
# mergemaster
# reboot

を実行した。カーネル設定は無線LANなど、いらない物を外した。コンパイルを待つ間、本を読んでいたのだけど、ATOMが遅い事を初めて実感した。それとmergemasterは面倒だった。タイムスタンプだけの変更は自動でマージしてくれないかなぁ。

FreeBSD Ports

portsnap fetch extract update
portupgrade

portsで最低限必要な物をインストールすることで、予備サーバの構築は完了した。

cd /usr/ports/ports-mgmt/portupgrade
make install
portinstall dnsmasq

/etc/resolv.confに

nameserver 127.0.0.1

を追加した。あと、/etc/hosts.allowへ

# dnsmasq
dnsmasq : 192.168.12 127.0.0.1 : allow

を追加した。内向けのDNSキャッシュサーバです。家は固定IPを使っているので、/etc/hostsに全てのIPを記述しました。

portinstall squid

squid.confは元々使っていた物をコピーした。

# chown -R squid:squid /var/cache/squid
# squid -z
portinstall javaservicewapper

知らなかったのだけど、diablo-jre16に依存していてjdk16は必要ないらしい。

/etc/rc.conf
powerd_enable="YES"
dnsmasq_enable="YES"
squid_enable="YES"

を追加した。