ruby1.9

中断していたRuby1.9への移行を再開した。軽く試してみると、対応しているgemsがだいぶ増えたからだ。

実際に移行してみると、変なところで後方互換性を捨てていて面倒だ。。例えば、rflickrでインストールされるhttpライブラリがエラーになる。Ruby1.9で非対応になった、md5とTimeを使っている部分が原因だった。適当に元と同じ動作をする実装に直したところ、これでよさげ。

Ruby1.9の非互換自体は良いのだけど、ライブラリの対応がまちまちなのがどうにもマズイ。使っているライブラリをいちいち直しているようでは、移行しづらい。require_relativeも正しいのだけど、めんどくさいなぁ。

Ruby本がでる少し前にrubyを使い始めた*1のでそこそこ長い間使っているのだけど、1.9はRubyらしくないなぁと感じる。プログラムを作る人が勝手に期待する動作を実現するのが哲学の”一部”だったハズなのに。理由を知ると変更内容は正しいのだけど、「でもなぁ」と感じる。

*1:Ruby本は発売されてすぐに買いました。