内容自体はこれまでの作品と大きく変わらないと思う。まぁ、啓蒙は繰り返し説明をするのが必須だし。
この本の重要なポイントは後半にあると思う。現状に満足せず、潜在能力を用いれば想像も出来ない成長が出来ることを気づかせるのがとても難しいと嘆くくだりだ。
この本を読んでいて、あと日本企業が商売下手なのは、営業や調達などで文系が数字(数学)に弱いからなんじゃないかと考え出した。判断が数字を根拠に説明しているし。技術者や理系の人間が経営などに興味を示さないのも問題なのだが。
- 作者: エリヤフ・ゴールドラット,岸良裕司,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/11/13
- メディア: 単行本
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