宮崎先生が大暴走をしていると聞いていたので、期待して見に行った。大暴走はしていないけど、久しぶりに面白かった。近年の先生作品では一番の出来だと思う。自然を大切しようメッセージは、いつも通りに入っていて安心した。あれがないと寂しいもんね。
子供向けを意識したことが、複雑なストーリーを抑制して良かったのだろう。子供には少し難しい内容だったけど。先生は忘れてしまっているのかもしれないが、基本的に子供はもっとバカですよ。もっと単純な事に喜びます。特に大きな山もなく、話が淡々と進んでいくのは子供には辛いでしょ。
あと思ったことをつらつらと書いておくと
- (モチーフにしたと思われる)エチゼンクラゲは漁師さんにとってしゃれにならないでしょ。
- 人魚姫やニモにInspireされたと言われるかもしれないけど、それはそれで良い。
- 海水/真水に魚を入れることがどうしても気になる。
- あそこまで海水につかると車は止まるぞ。
- あんな近海で底引き網を引くか?*1
- シンプルな絵はすごく上手で感動した。昔気質の抵抗ですよね。わかります。
一番気になったのは、女友達のクミコちゃんが不憫でならない。5歳児は残酷だ。
*1:わりと近くで行っているらしい。へぇ、知らなかった。
