まず最初は、Web Proxyからインストールする。Googleで調べてみるとpolipoが注目されているらしい。polipoのWebページを見ると作者さんはWWWOFFLEを長年のあいだ使っていて、不満があったのが開発動機だったとのこと。WWWOFFLEは、Dynabook SS6000でDebian GNU/Linuxがクライアントだった頃に使っていたなぁ。軽くて、ちゃんとキャッシュが効くので気に入っていた。WWWOFFLEの件を読んでこれに決めた。
portsの使い方もわからないので、googleで調べながら作業開始。portinstallを使うとインストールはすぐに完了した。この作業で、/etc/rc.confにpolipo_enable="YES"を書く必要がある、設定が/usr/local/etc/polipo以下にあるなどの作法を学んだ。DebianやSunOS 4.x*1を知っていると、この運用には違和感を感じてしまう。
polipoの設定ではまったのは、サンプルの記述が正常に動作しないことだった。具体的には
allowedClients = "127.0.0.1, 192.168.12.0/24"
の記述では、192.168.12.0/24からのアクセスを許可してくれない。インストール対象がサーバでhttpをキャッシュする必要が無いので
allowedClients = "192.168.12.0/24"
とすると、使えるようになった。その後調べていると、
allowedClients = "127.0.0.1 192.168.12.0/24"
と改行する必要があるらしい。ただ、これはバグだろう。
ちょっと触った範囲では、体感で早くならなかった。どうも設定を行わないと早くならないらしい。続く。
*1:グチャグチャな管理だったから似たようなこともあったけど