たまには電車の移動中で毛色の異なる小説を読もうと考えて購入した。1人1人のキャラを描いて、世界観に深みを持たせているのはわかった。個人的には、メインストーリーに関係のない重厚さについて、無駄と考えるたちなので逆効果だった。
工夫が凝らされていたので、小説の構造を意識して読むと楽しめたのかもしれない*1が、そこまで力をかけて読むまでもないなぁ。
- 作者: アンドリュークラヴァン,Andrew Klavan,芹澤恵
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1999/11/01
- メディア: 文庫
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*1:SFだったら意識してたと思うのだけど。