当初の予定通り、FreeBSDをインストールする。7.0-RELEASEがリリースされたばかりみたいなので、それを使うことにした。で、インストーラーは、有志の人が作成したDVDイメージを使用した。いちいちCDを交換する必要もないし、不慣れなのでネットインストーラでは何度もダウンロードを繰り返して時間がかかりそうだからだ*1。
部外者なので関係ないけれども、http://www.jp.freebsd.org/が2007年2月から更新されていないのは、かなり人材難なんだろうなぁと悲しくなった。FreeBSDが廃れているマイナスイメージを伝えるだけで、他にもhttp://www.freebsd.org/ja/があるので、更新しないWEBページは破棄すべきだ(個人サイトじゃないんだから)。
FreeBSDのインストールで苦戦したのは、パーティション分割だった。Fdiskでいくつかに分割してmountしようとしても出来なくて、調べてみると、「Fdisk で作ったパーティションの中に更に FreeBSD 用のパーティションを作る」だって。それはわからんよ。それだとHDDを増設して、/usr以下を移動させる場合にどうするんだろ?まぁ、何か仕組みがあるのだろう。最終的には、以下の分割を行った。
Filesystem 1K-blocks Mounted on /dev/ad4s3a 507630 / /dev/ad4s3e 1012974 /tmp /dev/ad4s3f 31429230 /usr /dev/ad4s3d 20308398 /var
swapはメモリの2倍で2Gにした。/varが巨大なのは、キャッシュサーバを兼ねる予定があるためだ。
パーティション分割さえ出来てしまえば後は、初めてでも簡単で、Developerを選択してインストールが開始された。DVDだからいちいちCDを交換する必要もないし、ネットワークからの取得で時間もかからないしで楽ちんだった。だけど、これでは素人お断りのインストーラなので、初心者の裾野が広がらないよな。Linuxからわかっている人だけが移ってもらう戦略なのだろうか?だとすると、それだけの魅力が必要になるぞ。
あとは、sshdを使えるようにして、ThinkPad T-60のteraterm proから作業を継続した。
この作業中に、ATAケーブルをスリムな物に交換したのが右上の写真だ。HDDの空気の流れをジャマしなくなった。
*1:Debian GNU/Linuxなら、ネットインストーラで十分