yayの実行中に優先度を下げたい

Linuxデスクトップ上で、yayを使ってビルドを実行するときに、他の作業がカクつくことがある。そのため、yayの実行時に優先度を下げたいと考えた。ChatGPT先生に相談したところ、yayの設定ファイルを編集して、デフォルトでniceを適用することができると教えてもらった。

先生はよく嘘をつくから、自分で調べたらやっぱり間違っている。yayにnice levelを設定する機能はない。

bashのaliasに下記を書くことで誤魔化せるか試すことにした。
#+begin_example
alias makepkg='nice -n 19 makepkg'
#+end_example

makepkgにエリアスを行っても、yayからのビルドでnice levelは設定されなかった。yay以降で実行される全てのプロセスにniceすることにした。流石に意図した動作となった。

alias yay='nice -n 19 yay'

LinuxでELECOMのトラックボール HUGE にボタンを割り当てる

面倒で行わなかった、ELECOMのトラックボール HUGEのボタンにソートカットキーを割り当てることにした。

ボタンの割当を調べた結果

参考サイトのDEFT PROと同じ割当だった。

button[1]: [L]
button[2]: ホイールクリック
button[3]: [R]
button[4]:
button[5]:
button[6]:
button[7]:
button[8]: 戻る
button[9]: 進む
button[10]: [Fn1]
button[11]: [Fn2]
button[12]: [Fn3]

ボタンにショートカットキーを割り当てる

~/.xbindkeysrcに下記を書いた。
個人的に必要だったのは、[進む]に""を割り当ててWebブラウザのタブを閉じたかっただけだ。

# Mouse Buttons
#Fn1
"xvkbd -xsendevent -text "\S\[Insert]""
m:0x0 + b:10
#Fn2
"xvkbd -xsendevent -text "\C\[Insert]""
m:0x0 + b:11
#Fn3は何に使うか流動的
##"xvkbd -xsendevent -text "\[Home]""
##m:0x0 + b:12
#[進む]
"xvkbd -xsendevent -text "\Cw""
m:0x0 + b:9

xbindkeysの自動実行

xmonadからxbindkeysを自動起動させるため追記した。

myStartupHook = do
  spawnOnce "tint2"
  spawnOnce "copyq"
  spawnOnce "fcitx5"
  spawnOnce "xbindkeys"
  spawnOnce "pasystray"
  sendMessage $ SetStruts [] [minBound .. maxBound]

XMonadを使い続けた結果

本当はカスタマイズなどしない方が良いのだけど、長年使い続けた結果としてxmonad.hsが少し大きくなってしまった。
Haskellは勉強したけど、考え方が根本的に違っているのか頭に入ってこない。勉強した動機が、xmonadのためだけ*1なので、みようみまねで誤魔化している。

カスタマイズのポイントは、

  • ワークスペースを3つだけにする。
  • 自動起動させたいアプリを横着してxmonadからさせている
  • フローティングウィンドウは定義しているが使っていない。
  • タスクバーはいらないときはキーボード・ショートカットで見えなくする
  • 間違ってmod-shift-qで終了したことがあるので、mod-ctrl-alt-qで終了するようにする
  • ディスプレイとワークスペースの割り振りが分からなくなったときに、決め打ちで戻す設定をした。どこかのブログからコピペさせてもらった。
import System.Exit
import XMonad
import XMonad.Hooks.EwmhDesktops
import XMonad.Hooks.ManageDocks
import XMonad.Hooks.SetWMName
import qualified XMonad.StackSet as W
import XMonad.Util.EZConfig
import XMonad.Util.Run
import XMonad.Util.SpawnOnce

main = do
  xmonad $
    ewmh $
      docks $
        def
          { terminal = "urxvt",
            modMask = myMod,
            borderWidth = 3,
            workspaces = myWorkspaces,
            startupHook = myStartupHook,
            manageHook =
              myManageHookFloat
                <+> manageHook def
                <+> manageDocks,
            layoutHook = avoidStruts $ layoutHook def
          }
          `removeKeysP` ["M-S-q"]
          `additionalKeysP` myKeys

myKeys =
  [ ("M-S-p", spawn "xfce4-appfinder"),
    ("M-S-b", sendMessage ToggleStruts),
    ("M-C-M1-q", io (exitWith ExitSuccess)),
    -- ディスプレイ0にワークスペース1を出力し,ディスプレイ1にワークスペース2を出力
    ( "M-S-r",
      do
        screenWorkspace 0 >>= flip whenJust (windows . W.view)
        (windows . W.greedyView) "1"
        screenWorkspace 1 >>= flip whenJust (windows . W.view)
        (windows . W.greedyView) "2"
    )
  ]

myMod = mod4Mask

myWorkspaces = ["1", "2", "3"]

myStartupHook = do
  spawnOnce "tint2"
  spawnOnce "copyq"
  spawnOnce "fcitx5"
  spawnOnce "pasystray"
  sendMessage $ SetStruts [] [minBound .. maxBound]

myManageHookFloat =
  composeAll
    [ className =? "Gimp" --> doFloat,
      className =? "xfce4-appfinder" --> doFloat,
      className =? "Pomodoro" --> doFloat
    ]

*1:Emacs Lispを勉強したときと同じ動機だ

ぼちぼちEmacsは使ってます

Emacsを捨てることを求め続けて、コーディングに関してはVisual Studio Codeに移行済みとなった*1。それでもEmacsは主にワープロソフトとして使用しており、Org Modeとhowmを組み合わせて、全ての文章を管理しています。文章はhowm上でOrg Modeの記法で書かれ、必要に応じてodt形式からWord文書やはてな記法に変換させています。全ての文章がhowm上にあるため、ポケット一つ原則と相性が良いです。

ポケット一つ原則で文章をクラウド上に管理する人もいますが、外部サービスの信頼性に疑問を抱いているため、そのような方法は真似しません。メールはローカルで管理する必要がないため、消えても問題ありません。

EmacsとChatGPT

Emacsから使えるChatGPTクライアントはかなり乱立しているようなので、しばらくは状況を見守ることにする。UNIXにみる世代間の断絶にかかれた「枯れた技術しか使わない」「新しい技術には懐疑的」なので。

*1:Emacs Lispをイジるときを除く

使用している作業フォント

Miguフォントを使い続けて、12年ほどになる。Migu 1Mに慣れてしまって、他に変える必要がなくなってしまった。使用するパソコンのエディタとターミナルには必ず設定している。フォント作成の関係者の皆様には感謝しかない。

https://itouhiro.github.io/mixfont-mplus-ipa/

128bit CPUのパソコンを見る日は来るのだろうか

何をもって128bit CPUと定義するのかで話が変わってしまうのだけど、アドレス空間が128bitであることは譲れない。
64bitのアドレス空間である16エクサバイトを使い切る状況が発生するとして、それはどのような使い方なのか全く想像できない。それでも無理やり考えてみた。

GPUチップセットに代表されるように、パソコンは全てCPUに統合される方向に進んでいるから、CPUから見て遅すぎるHDD/SSDも取り込んで全てのデータをRAMに保存する時がくるのかなぁ。ワンチップマイコンではなく、ワンチップパソコンになるな、これだと。

ただ、俺が生きている間にはそんな日が来そうにもない。