FreeBSDでsambaを設定したので、同一マシンに残してあるWindows2000と比較してみた。ファイルサーバではないので、純粋な興味からです。比較環境は、Thinkpad T-60(2007-79J)でGbit Ethernetに対応しているが、Jumbo Frameには対応していないらしい。構成は、あいだにHubをかましている。
T-60(Windows XP)<->Gbit Hub<->110Gd(Windows2000 or FreeBSD7)
110GdをT-60(WinXP)のネットワークドライブに割り当ててから、CrystalDiskMark2.1をTest Sizeを50MBとしてT-60側で実行した。
Windows2000
Sequential Read : 45.557 MB/s Sequential Write : 45.863 MB/s Random Read 512KB : 46.412 MB/s Random Write 512KB : 34.430 MB/s Random Read 4KB : 8.377 MB/s Random Write 4KB : 1.377 MB/s
FreeBSD
Sequential Read : 8.554 MB/s Sequential Write : 13.008 MB/s Random Read 512KB : 8.988 MB/s Random Write 512KB : 13.676 MB/s Random Read 4KB : 5.430 MB/s Random Write 4KB : 4.116 MB/s
Sequentialの違いは、HDD速度の違いか?同じ理由でRandomの512KBも大きく違うのだろう。で、Random Write 4KBが速いのは、FreeBSDのデフォルトチューニングのおかげか?
sambaに原因があるかもしれないので、ftpdを立ち上がるように/etc/inetd.confを変更して、T60から100Gdに対してputとgetしてみた。
put:157386384 バイト転送済、233 秒経過 (658.4KB/s) get:157386384 バイト転送済、9 秒経過 (17.09MB/s)
sambaと概ね同じ転送速度が出ている。sambaが悪くないとすると、根本的なところでWindowsと差が出ていることになるので、手に負えなくなってくるなぁ。続く。
